DV・家庭内暴力のご相談
離婚新型コロナの余波として,家庭内暴力や虐待が増えるのではないか…とニュースになっています。
これまでは電話で県や市の窓口に相談をしていたが,配偶者が在宅ワークになったり仕事が休みになったりで家にいるため「電話ができない」という方も,いるかと思います。
メールのみのご相談には限界もありますが,直接会ったり話したりしなくても,メールや電話でご相談をお受けすることができます。
DV被害を受けている方に限らず,お困りのことがあれば,一人で抱え込まず,とにかくまず連絡や相談をしてみてください。
誰かに話したり相談をすることで,「絶対に無理だ」と思っていたことが意外とそうではないと気づけたり,「そんな方法があったの?」というような解決方法を知れたりします。
「まず離婚をしないと,どうにもならない…」と思い詰めている方も多いですが,離婚は後回しでもよいのです。
とにかく今の環境から離れること,家を出て怯えなくてもよい生活に入ること,行政など第三者からの物心両面でのサポートを得られる状況になることが大切です。
別居をし,住民票を移し,さらに「弁護士に離婚の依頼をしている(委任契約書)」,「裁判所に離婚調停の申立をした(調停を係属証明書)」といった説明ができれば,いわゆる母子手当(児童扶養手当)の受給までは無理ですが,児童手当を受給できるようになったり(※お子さんと同居し監護していることが前提),保育園の保育料を自分の収入額のみで算定してもらえるようになったりと,「ひとり親世帯」と同じような扱いを受けられる面も出てきます。
「誰かに今の状況を話す」,「相談する」ということ自体がとても勇気のいることだと思いますが,「誰も助けてくれない」ということは絶対にないので,まずは連絡をしてみてください。