配偶者名義の財産がどこにどれだけあるか、調べる方法はある? |熊本の離婚・慰謝料請求に強い女性弁護士

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配偶者名義の財産がどこにどれだけあるか、調べる方法はある?

離婚にあたり、結婚後に夫婦で協力して作り上げた財産を分ける「財産分与」を行いますが、「結婚後はずっと配偶者がお金や家計を管理していたので、どこにどんな財産があるのか全くわからない」、「夫婦の関係が悪くなった後、配偶者がどうも財産を移したり隠したりしたようだ」といった話をよく聞きます。
 
弁護士会を通じて照会したり、調停や裁判をしている場合は裁判所で「調査嘱託」という手続を行うなどして、財産を調べることはできるのですが、「ここに財産があるはず」という手がかりが必要です。
「離婚したい」と伝えると、警戒した配偶者が隠してしまうこともあるので、同居しているうちに、以下のような物がないか探して、写真を撮っておくとよいかと思います。
 

  • 通帳
  • 銀行から届いた手紙や葉書
  • 証券会社から届いた手紙
  • 保険証券
  • 保険会社から届いた手紙や葉書
  • 車検証
  • 住宅ローンの契約書や返済計画表
  • クレジットカード会社や消費者金融から届いた手紙や葉書

 
こういった資料が何もない場合でも、「この銀行の〇〇支店に口座があるはず」といった見当がつけられれば、(空振りに終わる可能性もありますが)弁護士会を通じての照会や裁判所での調査嘱託で、財産を見つけられる可能性があります。
また、口座の動き(履歴)を取り寄せることができれば、「この保険会社に毎月支払がある。保険があるのでは」など、お金の動きから財産にたどり着ける可能性もあります。

この記事の作成者

弁護士髙木 紀子(たかぎ のりこ)

熊本県弁護士会所属 56期

依頼された事件を単に処理するだけではなく、依頼してくださる「あなた」の幸せを実現します! 「トラブル」の相手はご本人にとって非常に身近な人です。家族・親族が相手となると、どうしても「気持ち」に関わるところが前面に出てきます。でも、こういったお気持ちに関することを無視してしまうと、ご自身がどうしたいか、どんな形になれば「解決した」、「安心した」と言えるのかも見えず、法律上の問題を解決することもできなくなってしまいます。「この人になら、自分の気持ちを話してもいいかな」、「この人になら、『こうして欲しい』、『そのやり方はちょっと違うような気がする』と遠慮なく言えそうだな」、「わからないことがあっても、遠慮せず質問ができそうだな」と感じていただき、問題を解決する「心強い味方」になることができればと思っています。

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