弁護士への依頼や別居、正しい順番やタイミングは?
離婚への不安や弁護士への依頼たいていは以下のような流れで進めていきます。
- 01 ご相談
- 02 ご依頼
- 03 今後の進め方について協議
- 04 家を出るこの時点で、弁護士から相手方(配偶者)に通知
- 05 家を出るのと同時または直後に、離婚や婚姻費用調停の申立
配偶者に「弁護士に依頼をした」と伝えれば、喧嘩になったり、「話し合い」と称して説得されたり、「弁護士なんて必要ない。
依頼を取りやめろ」と圧力をかけられることも考えられます。
そのため、通常は、家を出るまでは弁護士への依頼を伏せておきます。
家を出た時点で、相手方(配偶者)に「弁護士への依頼」がはっきり伝わるようにします。
この時に必ず、「離婚については代理人である弁護士が窓口を務めるので、連絡は全て、依頼者ではなく弁護士に行ってください」、「ご本人に連絡をしたり会いに行ったりはしないでください」と伝えます。
家を出るタイミング、相手方(配偶者)に通知をする方法やタイミングなどは、空白の期間が生じたりしないよう、事前に打ち合わせをして決めておきます。
また、家を出るまでの間に、調停申立の準備も進めておき、家を出たらすぐに(早ければその日のうちに)離婚や婚姻費用の調停を申し立てます。
上記はあくまで、「まだ同居をしていて、今後どのように離婚を勧めて行けばよいのか迷っている」という場合の例です。
「既に家を出ている」という場合は勿論、家を出た後のご相談やご依頼で問題ありません。