配偶者の弁護士から離婚を求める内容証明が届いた。こちらも弁護士に依頼すべき?その場合、どんなことをしてもらえる?
依頼した方がよいか?メリットがあるか?については、ご本人がどうされたいか、何を望んでいるかと、これまでの経緯や事実関係によります。
「こういった請求を受けたが、自分はこうしたい。
弁護士に依頼すれば私の希望はかなえられるか?その場合、どれくらいのお金がかかるか?」を率直に相談されることをお勧めします。
なお、「凄腕の弁護士に頼めば、黒いものでも白になる」といったことは、少なくとも私の経験上は起こりません。
「私は法律に詳しくないので、相手の弁護士に丸め込まれないか心配」、「弁護士と直接話し合うと考えただけでしんどい」、「自分で調べたり考えたりする時間的、精神的な余裕がない」といった事情から、依頼を決める方もいます。
こちらの事情の方が大きい場合、相性の合わない弁護士に依頼することで別のストレスを抱え込む可能性もありますから、「心配ごとがある時に、遠慮せず連絡ができて、話しやすい人がよい」など、ご自身のニーズに合った弁護士を探された方がよいと思います。
ご依頼をお受けした場合、すぐに相手方の弁護士に連絡を入れます。
通常は、相手方代理人の事務所にFAXを送る方法をとります。
その後は、代理人弁護士どうしの協議、連絡となります。
したがって、弁護士への依頼後、相手方の弁護士から直接手紙が届いたり、電話がかかってくるようなことはありません。
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